美味しいチャーシュー


家庭で出来る美味しいチャーシュー(煮豚)の作り方

家庭で簡単に出来る美味しいチャーシューの作り方をご披露します、チャーシューと言っても、チャーシュー釜で焼く叉焼ではありません、ラーメンのトッピング又は酒の肴にピッタリの煮豚であります。

ラーメン

1:肉を用意する

使用する肉は豚バラ肉です、赤身の肉部分と白い油部分が層となっており、肉の旨みと油の甘味が楽しめる肉で、ラーメンのチャーシューにピッタリです。

 他に肉部分が大半を占めるモモ肉(安価)がありますが、油身の甘味が無くスカスカの仕上がりとなります。

 今回はバラ・ブロックを2kg、国産生肉を使用、適度な大きさに切り分けておきます。


ラーメン

2:煮汁のベースを作る

煮汁のベースを作ります、用意する物はたまり醤油、濃口醤油、酒、で1:2:1の割合で調合します、尚この比率は決してコレでなくてはならない、っと言うものではありません、最後にラーメンの素タレに使用しますので、黒い醤油風味ならばたまり醤油の比率を上げ、また、白い塩味風味ならばたまり醤油は使用せず、薄口醤油を使用しても構いません。

 今回は、たまり醤油500ml、濃口醤油1000ml、酒500ml、を合わせます、
次に香味野菜で香りを着けます、にんにく一個、生姜1掛け、玉ねぎ一個、ザラメ二杯を入れ約10分程煮込み、香味野菜の香りを醤油ベースに写します。

 醤油に香りが移ったら香味野菜は全て取り省きます、
醤油ベースはいい香りに仕上がります。

 注意点は何でも入れすぎ無い様にする事です。
使用する鍋はステンレスもしくはモリブデンの塩分に強い素材を使用して下さい。(アルミ不可)


ラーメン

3:煮込み開始

香りの移った醤油ベースに肉を入れて行きます。

 醤油が肉にひたひたになる様にします、真ん中の湯呑は醤油ベースの量を上げるためのものです。

 これより、弱火で2時間半程煮込んで行きます。


ラーメン

4:煮上がり終了

2時間半経ちました、煮込み完了。

醤油が若干少なくなっております。(湯呑の位置で解る)


ラーメン

完成

出来上がりはプリプリの状態です、注意深く煮汁より引き上げます、
箸で持ち上げると崩れるので注意が必要です。

後はラップをして(乾燥を防ぐ)冷蔵庫に入れておき、使用する分だけ切り分けます。

 残った醤油ベースは、ラーメンや油そばの素タレに、チャーハンの味付けに、
肉の旨みが十分入っていますから、用途は豊富です。


ラーメン ラーメン

チャーシュー麺

チャーシューたっぷり、豪華なチャーシュー麺です、チャーシューの味は 【美渓】   【太陽軒】 に匹敵します、柔らかく肉の味は油の甘味と赤身の旨さが融合しております、文句無しの仕上がりであります。

簡易スープ

 鍋に適量の湯を沸かし、ウェイパー(中国スープの素)小さじ1にシマヤ昆布出汁の素を入れる、更にニンニク及び生姜を1カケ入れ、醤油ベースのチャーシュータレで味を整える。



[前ページ]

[トップ]