【二朗麺】さんがオープンして略三ヶ月になります、本日はご近所の
「ボディケア モリモト」
のHP製作の最終打ち合わせに訪ねた折、美人の美容師さんと昼食に訪れました。
ボク一人ならラーメン一品だけの注文なんですが、美容師さんがビールと餃子も注文してくれました、豪華であります。
時間はお昼のピークを外した昼下がり、お客さんもまばらであります、
いいですねえ〜、まだ日の高い午後のひと時のビール、ささやかな幸せを満喫します。
餃子が予想を遥かに上回り大変美味しいです、あまりに美味しいので写真を撮るのを忘れ全部食べてしまいました、バカですねえ〜、食い意地が張っております。
さて、問題のラーメンです、チャーシュー麺(中)を注文しました。
オープン当初の味より確実に美味しくなっております、スープ表面の画像を前回と比べてみて下さい、明らかに今回の方が美味しそうなのが解りますでしょうか?。
味の方はコクがより深く濃厚になっております、オープン当初あった角が取れマイルドさも加味され大変バランスがいいです。
スタイルとしては昔ながらの中華そばなんですが、その路線での飛躍はかけがえがないでしょう。
やわらか目に茹でられた徳島中華製麺との相性も抜群です。
この味なら昔の【よあけ】の名残を残しながら、全く新しいラーメンに変身しました、ラーメンは時代背景に沿った食文化の向上をつくずく感じました。
同行の美容師さんも「とても美味しい」と好評でありました。
2013 11月20日
ネットで【二朗麺】という名前のお店が新しく開店したと言う噂を知りました、
徳島にも遂に個性派で有名な二郎系が進出か?、と思ったのですがどうも話が違う様です。
よくよく調べてみると、徳島では老舗の【よあけ】さんの暖簾分け的存在の様です、【よあけ】さんと言えば薄味が特徴のお店であり、二郎系とは対局の存在であります。
なんか紛らわしいなあ〜、と思いつつ訪れました。
ボクが初めて食べたラーメンは【よあけ】さん、もしくは籠屋町の【八万屋】さんだったと思います、大昔の話で【広東】さん【いのたに】さんは未だ営業されていない頃の話です、当時【よあけ】さんの近所である忌部神社近辺に親類が居たため、幼い頃は親類へ訪問した際親が食べさせてくれました、当時はトタンの壁にペンキで「よあけ」と書いてあったのが思い出されます。
やがて月日が経ちラーメン店も多く出来だした頃には【よあけ】さんには行かなくなりました、理由は時代背景にスライドして食文化が向上し美味しいラーメン屋さんが何件も出来だしたからです、その点では
一福(銀座)
さんと一脈通じる所ががあります、それでも何年かに一度は訪れるのですが、コレでなけりゃとは思いませんでした、「週間現代」に料理評論家のY氏が絶賛された折も、「そうかなあ〜?」と怪訝に思ったものです。
今回【よあけ】さんの流れをくむ【二朗麺】さんを訪れたのは、タクドラ金太郎さんの画像を見ると、以前の【よあけ】さんよりもコクが深く濃厚になっている様に見えたからです、一福(銀座)さんも何年かぶりに訪れたら以前と異なりグレードアップされておりました。
さて、ボクはワンタン麺の(中)を注文致しました、(小)はミニラーメンの様で標準のサイズは(中)の様です。
お味の方ですが、基本的には【よあけ】さんの味です、薄めのスープのやさしい味です、しかし予想した通り以前の【よあけ】さんよもコクが深く旨みがアップされ、現代風のメリハリが加味されております。
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ここの立地は入り込んでおりますが、金比羅神社のたもとです、秋祭りや大晦日には驚く程の人出で賑わいます、美味しいモノを提供しさえすればリピーターの確保は容易でしょう。
老舗の流れ、っと言う事に甘んずる事無く美味しいラーメンを提供して欲しいものです。
時代背景に合わせられない老舗は、「昔は旨かった」という風に言われがちですが、それは味が落ちたのでは無く食べる側の食文化がアップしたのです。
( 東京、荻窪の
春木屋さん
の女将の名言で関東では「春木屋理論」で有名)
大崎語録より
2013 8月26日
徳島市幟町4-24
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