一番

店舗

帰って来た【一番】

かって北田宮にあった【一番】さんが久々に徳島市内に復帰いたしました、北田宮は近年道路拡張につき、区画整理が行われ【一番】さんは藍住町へ引っ越されました。

 北田宮はまだ道路の狭い時分、この界隈は小さくてもユニークなお店が多く点在しておりました、【一番】さんを始めお隣の焼肉【太閤】さん(ここの奥さんは美人でした)、うどんの【麺徳】さん、居酒屋【番頭】さんの前身【串八】さん、小規模ながら【金太郎】の寿司屋さんと多彩でありました。
 
 思い起こせば、もう30年近く前になりますか?、【一番】さんは時代を先取りし徳島にラーメンのチェーン店を展開しておりました、しかしそのチェーン店のスタイルは短時間で廃止されました、理由は時代が早すぎたのとラーメンの味が完成の域に達していなかったためです。

 当時の【一番】さんの味は必要以上に個性が強く万人受けするスタイルではありませんでした、獣臭いそのラーメンは好き嫌いのはっきり分かれる物でバランスも極端に偏っておりました。

ラーメン

生まれ変わった【一番】

今回佐古に【一番】さんが帰って来た、との噂を聞きつけ早速お伺いした次第です。

さてそのお味は・・・

うまい!

以前の偏ったバランスは微塵もありません、逆に大変マイルドになっております、かと言って昨今流行りの必要以上に濃厚なスタイルでもありません、本来ラーメンの旨さはかくあるべきと思います。

 店内は若干獣臭さはありますが、この程度は味の内、むしろ店独自の良い意味での個性でしょう、その点は津田の 【たかはし】 さん(臭いと美味そうの瀬戸際)と一脈通じるものがあります。


入口

【一番】さんの徳島市内復帰は有難いです、ここならボクのベンツ(ママチャリ)の守備範囲に完全にはまっております。

 今にして思えばチェーン店展開は時代が早すぎました、今なら・・・・?、でもご主人もあれから考えると歳も行ったし、もう徳島のラーメン業界は飽和状態、

変に拡張など考えずに、手堅く美味しいラーメン屋さんを営んで欲しいものです。

ボク、「こんなもん、出るん?」 (徳島ラーメン博覧会)
ご主人、「うん、出させていただく」
ボク、「一過性よりも日々の・・・#&%$ほんにゃら・・・が大事・・」
(余計な事は言わない様にしよう)

2013 3/25


徳島市北佐古一番町5-13


[前ページ]

[トップ]