ラーメンの具でのナンバー1は、肉、もしくはチャーシューです。
徳島のラーメンといえば甘辛いうすバラ肉と生卵、等とイメージが先行しておりますが、それはかって【広東】の屋台時代から【いのたに】が採用していたからであって、ボクが初めて食べたラーメン(五十年前後前)の八万屋はモモ肉のチャーシューでありました。
うすバラ肉と生卵が定着したのは、やはり【いのたに】が横浜ラーメン博物館に出展したのが、大きく影響しております。
一方、【太陽軒】、津田、岩の花にあった初代【多家良屋】ではトロトロのバラ肉のチャーシュー、【三八】、【土佐】、は油分の少ないモモ肉のチャーシューです、万代町の【きらく】では、ユニークな厚バラ肉、と多彩でありました、【きらく】は徳島では珍しい鶏がらスープが主体で、スープの油分の粒子が大きいにもかかわらず大変美味しかったのを記憶しております、
ただ、ラーメンに使用されるチャーシューは正式にはチャーシューではありません、チャーシューは漢字で表記すると、叉焼、であり専用の釜で焼くのです、通常ラーメンに入っているチャーシューはスープもしくは醤油で煮込んだ煮豚です。
ボクの好みとしては醤油味の染込んだバラ肉チャーシューが好きです。
教訓 : 一寸身体に悪そうな位が美味いんです。
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