鉄は美しい


SL

【四国三郎号】徳島を走る


 十数年前、徳島を走った【四国三郎号】です、画像が悪いのは紙焼き写真をスキャナーで取ったためです。

 この【四国三郎号】の乗車は当時抽選で行われました、ボクは何口も応募したのですがスカであります、仕方なく徳島駅前の地下ショップでお弁当と缶ビールを買って、駅構内入場券を買い、見学となった次第です。

 威風堂々としたその勇姿は最新鋭の新幹線なんぞ足元にも及びません。 


SL

鉄は美しい

この美しい駆動動輪、蒸気ピストン、石炭で温められた水は高圧の水蒸気となり、シリンダーに導かれます、ここでシリンダーでの往復運動は回転運動に変換されます、総ての動力はこのシリンダーより機械的に変換される訳です。
 この時代の技術は素晴らしい、現在では回転軸にベアリングを使うのですが、蒸気機関車は砲金によるメタル軸受けです、NHKで放映されておりましたが、このメタル軸受けを製造加工する職人さんは、もう老齢者ばかりで消滅する運命にある様です。

 石炭と水蒸気の香り、汽笛の響き、懐かしいです。

 嗚呼!、鉄は美しい

-----------------------------------------------------
 

ブタ

教訓 : CADやコピーの無い時代、その設計は墨入れ図面と青写真だったのでしょう。


[前ページ]

[トップ]